2. すでに何か入力してあれば現在の変更を保存するかどうか聞いてくる。 保存しないをクリックすればただちに終了する。 特に、Mathematicaを試しに使っているのであれば保存の必要はないので 保存しなくてもよいだろう。キャンセルをクリックすると終了しない。
3. 現在の入力を保存したい時は保存をクリックする。 ここで現在開いているファイルに名前がすでについているときはただちに上書きされて終了する。 現在開いているファイルに変更を書き込みたくないときは「保存しない」を選ぶ必要がある。 現在のファイルを別名で保存したい時は「ファイル」=>「別名で保存」をクリックして次の手順をおこなう。
4. 3において「保存」を選んだ時に現在のファイルに名前がついていないとき、あるいは「別名で保存」
をえらんだときは新しいウィンドウが開き、
保存する場所、ファイル名、ファイルの種類を聞いてくる。
このうち、保存する場所は自分のコンピュータではどこでもよいがたとえばマイドキュメント
としておけばよいだろう。
経済学部の学生ではサーバのなかに指定された自分のディスクNTサーバのg2123222
とかかれたところに保存するとよいだろう。
デスクトップには保存しないほうがよい。
デスクトップが雑然としてしまうし、ログアウトして再びログインした時ファイルが消えてしまうことがある。
ファイルの種類と名前は
note1.nbのように指定する。
ここでnote1はファイルの名前であり、
nbは拡張子といってファイルの種類をあらわす。
名前は自由に付けることができるが、あまり長くないものまた英語名をつけたほうがよいだろう。
ファイルの種類は通常nbのままにしておく。
ファイル名のボックスをクリックしてそこに書かれている文字を消してそこに「book1」と書き込み
保存をクリックするか、リターンキーを押すと保存され終了する。
次にいろいろな種類のグラフの描きかたや計算の例を述べてある。
太字の部分をキーボードから入力した後、
1. Shift + Enter すなわちShift キーとEnter キーを同時に押すか、
2. Mathematica のメニューから、
「カーネル」 =>「式の評価」を選びさらに実行したいことに応じて
評価を実行する。たとえば「セルを評価」をクリックする。
もし、読者の入力に間違いがなければ、このあと、ただちにグラフあるいは式、計算結果が 表示される。 それは多くの場合、一瞬のうちに終わる。しかし、場合によっては1時間もかかる場合もある。 それは計算機の能力に依存する。筆者の場合にもある計算機で30分もかかる計算が、 他の計算機ではわずか15秒ということもある。
エラーになった時
よく、あるのは赤字で注意が表示され、何も描かれないか、入力した式がそのまま 表示される場合である。この場合は問題は単純だ。 多くの場合、入力ミスであることが多い。 この時、次に述べる修正法をもちいて、修正して再評価する。
よくある間違いは
1. 命令、関数の最初を大文字にしていない
2. カンマが落ちている
3. 括弧の種類が違う、あるいは忘れている
4. スペースをきちんととっていない
5. 英語や数値を半角でなく、全角で入力している
6. 必要なマクロパッケージを読み込んでいない
などがある。マクロパッケージの読み込みについては以下のマニュアルの中を参照のこと。
mathematica は原則として、英語しか使わないから、最初から、日本語入力は
きっておくとよい。
mathematicaが応答しなくなってしまった時
さて、mathematicaをつかっていくと、上に述べたエラー以外にも、もっと
深刻なエラーに遭遇する。この時、mathematicaは計算を続けて、
まったく、何の応答もせずその間あらゆる修正を拒否する。
これを見分ける方法のひとつは現在評価中すなわち計算中の式の右側の括弧に注目する。
この括弧が、太線になっている時はそうである可能性が大きい。
この時はmathematicaの計算エンジンであるKernelが計算中である
ことが多い。次の方法でまずkernelを停止し、その後に
修正をする。
Mathematica のメニューから、「カーネル」=>「評価を中止」 をクリックする。
これらの方法でもmathematicaは応答しない場合がある。
これは、多くの場合、命令に致命的な欠陥があるか、 読者があせっていろいろなキーを押した時に起こる。 一般にわからなくなったら、原因がわかるまで何もしないほうが なにもわからずなにかするよりずっとよい。 エラーが発生した時、そのプログラムはかなり厳しい状態なので その時は原因を理解せずにキー操作をするとすべてを壊すこともある。 エラーの原因を探ることに集中することが大切だ。 この時の対処法は次のようだ。
Ctrl + Alt + Delete キーを同時に押す。
これでmathematicaは強制終了する。 ただし、すべての作業中のデータは確実に失われることもある。
これらのことを実行してもだめなとき
この場合でも、ただちに電源は決して切らないこと。 これをすると、場合によっては計算機自体を破壊することになる。 これは上の場合より、ずっと深刻だ。 このような大変なエラーに遭遇できるのは読者がずっとmathematicaを 使い込んだあとでなければおきない。そのぐらい確率は低い。 もし、そのような自体になったら、まず質問をすること。 人に聞くことはかならずしも悪いことではないのだから。
すでに入力した命令の一部分をコピーして用いたい ことはよくある。
1. 前の入力をそのままコピーしたい時。
Ctrl + L すなわちCtrlキーとLキーを同時に押す。
そのあとでカーソルを移動して、必要なところを修正して評価をすればよい。
2. ウィンドウのコピーとペーストの機能を用いる。
このためにはまずコピーしたい最初の部分まで
カーソルを移動する。
このためには矢印キーを用いるかあるいはマウスで移動先を
クリックする。
つぎにShift キーを押したまま、コピーしたい最後の部分までカーソルを
矢印キーあるいはマウスでクリックすることにより移動する。
この時、コピーしたい部分は反転表示される。
すなわち、色が変わる。
つぎにマウスを右クリックし、メニューを表示する。ここから「コピー」をクリックする。
つぎにコピー先までカーソルを移動させ、マウスを右クリックしてメニューを
表示して「ペースト」をクリックすれば、コピーができる。
データの保存のしかた
現在開いているファイルに名前がすでについているとき
Mathematicaのメニューから「ファイル」=>「保存」をクリックする。
現在の編集内容がただちに上書きされる。
現在のファイルを別名で保存したい時
「ファイル」=>「別名で保存」をクリックして次の「現在のファイルに名前がついていないとき」の手順をおこなう。
現在のファイルに名前がついていないとき
Mathematicaのメニューから「ファイル」=>「保存」をクリックする。
新しいウィンドウが開き、
保存する場所、ファイル名、ファイルの種類を聞いてくる。
このうち、保存する場所は自分のコンピュータではどこでもよいがたとえばマイドキュメント
としておけばよいだろう。
経済学部の学生ではサーバのなかに指定された自分のディスクNTサーバのg2123222
とかかれたところに保存するとよいだろう。
デスクトップには保存しないほうがよい。
デスクトップが雑然としてしまうし、ログアウトして再びログインした時ファイルが消えてしまうことがある。
ファイルの種類と名前は
note1.nbのように指定する。
ここでnote1はファイルの名前であり、
nbは拡張子といってファイルの種類をあらわす。
名前は自由に付けることができるが、あまり長くないものまた英語名をつけたほうがよいだろう。
ファイルの種類は通常nbのままにしておく。
ファイル名のボックスをクリックしてそこに書かれている文字を消してそこに「book1」と書き込み
保存をクリックするか、リターンキーを押すと保存され終了する。
「ファイル」=>「開く」
をクリックするとファイルの選択画面になる。 ファイルの種類は通常は.nbファイルを選ぶ。「ファイルの場所」はそれぞれが保存した場所を 選ぶ。必要なファイルをクリックするとファイル名が入力されるので、「開く」をクリックする。