(第6回)
日 時 : 平成 21 年 1 月 30 日 (金) 15:00 -- 16:30 ごろ
場 所 : 広島大学理学部 B701 号室
講演者 : 土基 善文 氏(高知大学)
演 題 : Projective left modules of rank one over Weyl algebras
アブストラクト :
0. 超フィルターの議論により、 Weyl 環 $A_n(\mathbb C)$ の環自己準同型は 標数 $p \neq 0$ の体 $k$ 上の Weyl 環 $A_n(k)$ の 環自己準同型を調べることによりある程度調べられる。
そこで今回はそのことについて軽く触れた後、1. $A_n(k)$ の環自己準同型が $A_n(k)$ の ランク1 の射影左加群のうちの特殊なものに 対応することを示す。
そのあと、2. $A_n(k)$ のランク1 の射影左加群を 接続、曲率、$p$-曲率の理論をつかって若干調べる。
(第5回)
(第4回)
日 時 : 平成 20 年 12 月 5 日 (金) 15:00 -- 16:30 ごろ
場 所 : 広島大学理学部 B701 号室
講演者 : 阿部 拓郎 氏(京都大学)
演 題 : Logarithmic modules of generalized multiarrangements
(第3回)
日 時 : 平成 20 年 10 月 31 日 (金) 15:00 -- 16:30 ごろ
場 所 : 広島大学理学部 B701 号室
講演者 : Matthias Schütt 氏(University of Copenhagen)
演 題 : K3 surfaces and modular forms
アブストラクト :
A classical construction of Shimura associates every Hecke eigenform
of weight 2 with rational coefficients to an elliptic curve over Q.
The converse statement that every elliptic curve over Q is modular,
is the Taniyama-Shimura-Weil conjecture, proven by Wiles et al.
For higher weight, however, the opposite situation applies:
Nowadays we know the modularity for wide classes of varieties,
but it is an open problem whether all newforms of fixed weight
with rational coefficients can be realised in a single class
of varieties.
I will present joint work with N. Elkies that provides
the first solution to the realisation problem in higher weight:
We show that every newform of weight 3 with rational coefficients
is associated to a singular K3 surface over Q.
(第2回)
日 時 : 平成 20 年 10 月 17 日 (金) 15:00 -- 16:30 ごろ
場 所 : 広島大学理学部 B701 号室
講演者 : 木村 俊一 氏(広島大学)
演 題 : On determinantal conjecture
(第1回)
日 時 : 平成 20 年 10 月 6 日 (月) 15:00 -- 16:30 ごろ
場 所 : 広島大学理学部 B701 号室
講演者 : 謝 啓鴻 氏(東京大学)
演 題 : Kawamata-Viehweg vanishing on rational surfaces in positive characteristic
(第7回)
日 時 : 平成 20 年 8 月 18 日 (月) 16:00 --
場 所 : 広島大学理学部 B701 号室
講演者 : 原本 博史 氏(広島大学)
演 題 :
1. p進数を用いた逆行列計算
2. 線形漸化式のジャンプ計算
(第6回)
日 時 : 平成 20 年 8 月 18 日 (月) 15:30--16:00
場 所 : 広島大学理学部 B701 号室
講演者 : 深澤 知氏(早稲田大学)
演 題 : ガロア点を無限個もつ平面曲線の分類
(第5回)
日 時 : 平成 20 年 7 月 11 日 (金) 15:00 -- 16:30 ごろ
場 所 : 広島大学理学部 B701 号室
講演者 : 長尾 健太郎 氏(京都大学)
演 題 : perverse coherent system の数え上げ不変量と壁越え公式
アブストラクト :
3次元多様体上のDonaldson-Thomas不変量及びPandharipande-Thomas不変量は,
連接層とその切断(構造層からの射)の組
(coherent system)の数え上げ不変量である.
一方,3次元多様体においてperverse coherent sheaf
と呼ばれる導来圏の対象を考えることがしばしば重要となる.
そこで,perverse coherent sheafと構造層からの射の組
(perverse coherent system)の数え上げ不変量を考えることにする.
不変量を定義する際に必要となる安定性のパラメータに関する壁越え公式,
及びその公式のDT不変量,PT不変量への応用を紹介する.
(第4回)
日 時 : 平成 20 年 5 月 23 日 (金)15:00 -- 16:30 ごろ
場 所 : 広島大学理学部 B701 号室
講演者 : Michael Wemyss 氏
(Bristol University, 名古屋大学)
演 題 : The GL(2) McKay Correspondence
アブストラクト: I shall explain how the (special)
representations of a finite subgroup of GL(2) can be used to build the
dual graph of the minimal resolution, complete with self-intersection
numbers. This generalises McKay's observation to all finite subgroups
of GL(2).
(第3回)
日 時 : 平成 20 年 5 月 9 日 (金)15:00 -- 16:30 ごろ
場 所 : 広島大学理学部 B701 号室
講演者 : 内海 和樹 氏(広島大学)
演 題 : ある種の K3 曲面に関する構造定理について
アブストラクト : ある種の楕円ファイブレーションを持つ K3 曲面に関する構造
定理を与え、それらと塩田・猪瀬構造との関係を調べる。
(第2回)
日 時 : 平成 20 年 5 月 2 日 (金)15:00 -- 16:30 ごろ
場 所 : 広島大学理学部 B701 号室
講演者 : 木村 俊一 氏(広島大学)
演 題 : Motivic zeta functions in additive monoidal categories
(第1回)
日 時 : 平成 20 年 4 月 25 日 (金) 15:00 -- 16:30ごろ
場 所 : 広島大学理学部 B701 号室
講演者 : 島田 伊知朗 氏(広島大学)
演 題 : 正標数の代数多様体のチャーン数について
アブストラクト :Frobenius射を用いることにより,非特異代数多様体のチャーン数のあいだの
ある合同関係式が得られることを示し,
古典的なMilnorの定理との関係を調べる.